昨日は妙な、慌しい、中心のない日だった。
それでも外に出てゆかなくてすんだし、
日は輝いていた。
今日の私はもっと集中しているし、
時は私の敵ではなく味方である。
今朝は零度だった。
書斎では火が燃え、机には黄バラとミモザがある。
家の中には祭りのような、解放の雰囲気がある。
家と私は一体となり、私は一人でいることに幸福を感じている。
考える時、存在する時だから、
こんな風に、限られていない時間というのは、
真に意味のある唯一の贅沢であり、
それに恵まれたときは、途方もなく金持ちになった気がする。
〜
そしてもう一度あの詩を考える。
最後の部分に、今もって苦労しているのだ。
_ 一月八日 _ p98
ABOUT ME