文箱 ”言の葉の落とし文”

文箱 ”言の葉の落とし文”

わたしたちの他愛ない日常にも、微かな想いがそっと湧き、訥々と、こぼれ落ちるように言の葉へと変じゆくときがあります。
ささやかにも、こころからの祈り。

日々の中で内側から溢れる想いを、少しでも言の葉に託してみる。
届け先は風の使者に委ね、素直なこころを詠んでみる。

記されてふみとなったものを拾い上げるのは、いつのことか、誰によるのか…。
宛先のない、言の葉の落とし文。

落としてみた文を、柔らかに照らしてくれる場

月明かりが注がれるようなその場所に、言の葉をそっと託してみたり…
時には、どなたかのしたためられた文に出逢ったり…

この度、Gaju。に「言の葉の落とし文」という文箱ふばこが生まれました。
使者による運びも思い描き、その扉を開きます。

おひとりおひとりの大切な言の葉が温かな巻文となり、願わくば、その想いのバトンが時を超えて渡りゆきますように…。

ー Shino ー