今回は学校での作品を届けてくれた
かー君・つむくんの作品をご紹介♡
「詩」の特集です!
https://stand.fm/episodes/67d9d530cfcab0fe6af0f0ef
お聴き下さりありがとうございました。
みなさんもぜひ声に出して読んでみてくださいね!(^^)!
*つむくんの詩「町たんけんのもぐら公園」
もぐら公園いってきた
町たんけんでいってきた
たんけんボードをもったら
しゅっぱつだ いろいろ
ききたいまよっちゃう
そのあとつかれた そして学校ついた
*かー君の書き写した詩2作品
「水」 大関松三郎
大きなやかんを空のまんなかでもち上げて
とっくんとっくん水をのむ
とっくんとっくんとっくんとっくんのどがなって
にょろにょろにょろつめたい水がのどからむねから
いぶくろへ入る とっくんとっくんとっくん
にょろにょろにょろ息をとめてやかんにすいつく
自動車みたいに水をつぎこんでいる
のんだ水はすぐまたあせになってからだじゅうから
ぷちっとふきでてくる もういっぱい もうひと息
とっくんとっくんとっくんとっくん どうしてこんなに
水はうまいもんかな こんな水がなんのたしになるもんかしらんが
水をのんだらやっとこしがしゃんとした ああ空もたんぼも
すみからすみまでまっさおだ おひさまはたんぼのまんなかに
白い光をぶちまけたように光ってる 遠いたんぼではしろかきの馬が
ぱしゃぱしゃと水の光をけちらかしている うえたばかりの苗の頭が風にふかれて
もう うれしがってのびはじめているようだ さっきとんでいった
かっこうが村のあの水で鳴きはじめた。
*
*
「海とおれ」 小泉周二
ずうっと前は海っち好きだなかった
せめてくるみてえで
ちゃぶされそうで
おっかなくなって逃げてきた
それがこのごろ
なんにもやっことがねえ日曜日なんかに
なんだかしんねえけど浜までかけてっちまあ
そんで海見っと
すげぇなあと思って
カミサマってさけんちま
そんでおいのりのかわりにさか立ちして
砂の上歩ってこわくなってぱたりたおれっと
もう死んでもいいみてぇなきがして
ずうっとそうやって波の音
聞いてる
つむくん・かー君・なつみさん
ありがとうございました。
次回作も楽しみにしています♡
*
ココアちゃんと麦ちゃん・ミニーちゃん
次回にご紹介させていただきますね
いつもありがとう~
聞いてくださるみなさんからの作品も
お待ちしてます
お近くのスタッフさんへお声がけください(*^-^*)
追記
「サッカーによせて」 谷川俊太郎
けっとばされてきたものは
けり返せばいいのだ
ける一瞬に
きみが自分にたしかめるもの
ける一瞬に
きみが誰かにゆだねるもの
それはすでに言葉ではない
泥にまみれろ
汗にまみれろ
そこにしか
憎しみが愛へと変わる奇跡はない
一瞬が歴史へとつながる奇跡はない
からだがからだとぶつかりあい
大地が空とまざりあう
そこでしか
ほんとの心は育たない
希望はいつも
泥まみれなものだ
希望はいつも
汗まみれなものだ
そのはずむ力を失わぬために
けっとばされてきたものは
力いっぱいけり返せ
*
