昨夜を終えてみて・・・
キーワードは「誰か」だったのだなぁとしみじみ感じたのでありました。
石井ゆかり「禅語」より3つ読ませていただきました。
*喫茶去(きっさこ)
*獨歩丹霄 (たんしょうにどっぽす)
*落花流水太茫々(らっかりゅうすいただぼうぼう)
こちらの本は、
禅語を石井ゆかりさんが感じられたことばで解釈、エッセイのように書かれています。
清々しいお写真とともに並んでます禅語の数々
暑い夏のさなか、パッとひらいたページだけ読んでみるというのはいかがでしょう~
続きまして雑誌:アンド プレミアム
著名な方々がタイトルにあった思い出深い心の本をチョイス
”恋愛” ”勇気” ”優しい気持ち” ”切ない気持ち” ”反骨心” ”多様性”
先日「諸国空想料理店」朗読していただきましたが高山なおみさんもご登場なさってました。
(ちなみに高山さんの人生の指針になった心の本は、長田弘「本を愛しなさい」とのこと。)
しかし、私などはこんなにタイトルあげられても思い出せる本がなかなか見つからないので、
すごいな~と感心してこの雑誌を眺めただけでそれぞれの本を読んだ気分になってます(笑)
そんな私の今年の夏の一冊は・・・
”人生最期に読みたい本”として森岡督行さんがご紹介なさっていた夏目漱石「草枕」
「グレン・グールド(ピアニスト)が他界した時に、部屋に残っていた本が聖書と「草枕」だったそう。
死に際に彼がどういう心境だったのか知りたいし、自分も幾度も読み直している本だけれども、
最期に初めてわかる境地があるのだろうかという好奇心から選びました。」
この森岡さんの紹介一文から、これは是非とも読んでみないと!!と思い
ゆっくり毎日数ページ、声に出して読み始めてみました。
声に出して自分のために読んでみるというのは
黙読とまた一味違った趣があって私は好きではまっています。
・
今年の4月に、このようなメッセージをいただきました♡
「Gajuにちなんで、文章を探すと、こんな感じかな」
~小鳥の飼い方~
小鳥が一羽迷いこんでから、あなたは鳥という鳥が好きになった。
小犬を一匹飼いはじめてから、犬という犬があなたの目にとびこんでくるようになった。
あかんぼを産んでから、あなたは、子どもという子どもがぜんぶ気にかかるようになった。
小鳥を見てると・・・(中略)
小鳥をあなたは所有することはできないが、あなたは鳥という鳥たちの存在をよろこぶことができる。
なぜなら、あなたは、鳥たちの側にいるからだ。
・
上野千鶴子「あ・な・た・た・ち」より選んで書き写してくれたメッセージカード。
この本の間に大切に挟んであります。
自分が味わった感激
一文を書き写して「誰か」に届ける・・・そんな夏にしてみるのもいいかもしれない(*^-^*)
とか思いながら
その著書の一番最初のエッセイ「あなたの好きなものは何?」
こちらを最後に読ませていただきまして・・・
来週へ続きます!!
次回、おとなおはなし会夜の部
題して「好きなものをもっておしゃべりしませんか?」
初めての試みですが
あなたの「好き」は何ですか?
「好き」もいろいろあって
私のなかだけで秘めておきたい好きもありますよね♡
ですので
誰かに届けてみたい「好き」
(これ好きだな~)と思われていることをぜひ教えてください♡
本でも食べ物でも趣味でもなんでも!(^^)!
・
禅語:喫茶去のなかで石井ゆかりさんは
~自分のことが本当にわかるのは、「誰か」がそこにいるときだ。~
と書かれてましたが
私たちは日頃から
誰かに何かを届けるということを本当は当たり前のように実は行っているのですよね。
今回、読み手をさせていただくうえでの選書をしながら感じました。
「誰か」を少し意識して
あたりまえを少し思い出して
労わる夏・・・というのもよいかもしれないなぁなんて思いました(#^^#)
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エンディングピアノは
大好きな沖縄:”三線の花”を弾かせていただきました♫
歌詞がこれまたとても好きです(*^-^*)
どこかでBEGINお聴きいただける機会がありますように・・
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↑こちらはおしゃべりと朗読・ピアノメロディーだけです(^^;)