「住む」は、とても大切なこと。
「住む」は、暮らすことであり、もちろん生きることです。
「住む」ところは、心配なく、いられる場所です。
落ち着いた気持ちで、安心して、いられる場所ーー。
その場所にあって、住むための箱のようなものが「家」なのです。
_まえがき「住む」ことについて_p4~
人が住んでいないと、家はすぐに死んだようになってしまう。
どこかが傷んでいるわけでなくても、
3カ月くらい空けていると、
最初に家の中に入ったときに空気が死んでいる感じがします。
それが、自分が1日住んでいると、家がいきいきとしてくる。
掃除したり、料理したりしていると、空気が動いて蘇ってくる感じがする。
まるで生き物のような感じ、家も生きているのですね。
_台所には「台」がなくては_p20~
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