インド社会の弱者ともいえる人たちを見捨てることなく、のびのびと働き暮らす受け皿をつくり出している。
一冊の本に関わった人たちが、それぞれの持ち場で楽しんで働き、収益を分配し暮らしていける。なにより自分の仕事に誇りを持てる。それはちいさいけれど、たしかな輝きを持った灯火になり得る。
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偶然か、タラブックスの「タラ」はサンスクリット語で「星」、紙工場ジョーティー・スペシャリティー・ペーパーズの「ジョーティー」は「光明」という意味だ。
ギータさんは語る。
「誰もが内面に美しい宝物を持っている。それを引き出し、本のかたちにするのが、私たちの仕事だと思っています。」
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