一日一文　333. 田中嫺玉「インドの光」より

天つ真清水　ながれきて
あまねく世をぞ　うるおせる
ながく　かわきし　わが魂も
くみて　いのちに　かえりけり

さきの詩（讃美歌）のなかの”普遍的あまねく”という言葉が肝心のである。ラーマクリシュナの思想は、アジアだけでの光ではない。白色人種だけの光ではない。一宗教だけの光ではない。普遍的福音なのだ。

p6

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ラーマクリシュナの境地を詠んだ旋頭歌を一つ。
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存在すべて　光そのもの　この静寂
たましいも　溶けゆくばかり　この大歓喜

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p307