偉大な思想家の書を読むには、その人の骨(コツ)というものを摑まねばならない。
そして多少とも自分がそれを使用し得るようにならなければならない。
偉大な思想家には必ず骨というようなものがある。
大なる彫刻家に鑿(のみ)の骨、
大なる画家には筆の骨があると同様である。
骨のないような思想家の書は読むに足らない。
_(「読書」『「続思索と体験」以後』)_p73
真の知的直観とは純粋経験における統一作用其者(そのもの)である、
生命の捕捉である、即ち技術の骨(コツ)の如き者、
一層深く云えば美術の精神の如き者がそれである。
_(『善の研究』第一編 純粋経験 第四章 知的直観)_p73
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