ただの空が
ただの雲が
ただの風が
こんなにも
喜びになる
・
ほんの少し
気概を持って
押してみたら
おっくうの壁は
案外もろくて
・
p116
・
関わりの海
そこで生きるが
全てなのだと思えてきたら
何だか人に
会いたくなった
・
暮らしを楽しむ
楽しもうとする
そのこころが
とても大事だということを
知った
・
p126
・
悲壮にたたずむ
鎧甲は博物館へ
わが胸臆の
地下室からは
運び出してしまうのだ
・
出遅れたって再出発
いいじゃないか再出発
誰だって
いつからだって
再々出発バンザイだ!
・
p131
ABOUT ME