たいてい病気は口から入る。口から食い過ぎて起こる。禍いは口より出ずで、口から起こる。
「どうぞ命を助けて下さい」と言うようなものばかりが宗教ではない。宗教というものは最も明るい生活をすること、裏表のない生活をすることである。人が見ていようが見ていまいが、神様が見てこざろうがござるまいが、自分一人褌を締めるところにも、そこにしっかりした宗教がなければならん、自分一人御飯を食べるところにも、そこに宗教がなければならん。これが食堂の宗教である。
p200-食堂の宗教ー病は口より入る
ABOUT ME