12/4~ Gaju。おとなおはなし会 夜の部 ~
ー プログラム ー 20:30~
~お気に入りの一冊お裾分け Yoko先生~
* 芥川 龍之介「蜜柑」 Suzuki
*「 泣いた赤鬼 」 Makikoさん
ピアノ オフコース「 秋の気配 」
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今夜のおはなし会はわたくしの中学時代の恩師Yoko先生からいただきましたお手紙を支えに
お届けさせていただきたいと思っております。
中学卒業後、私の出す年賀状にお返事の年賀状をいただくという、それがとても私の楽しみだったわけですが
このおとなおはなし会がスタートして勇気をもって恩師にお知らせさせていただきまして
Yoko先生、快くご参加下って現在に至っております。
国語の先生でいらっしゃるYoko先生。
中学生だった私にエンデの「モモ」を読みなさい「モモ」の次は「指輪物語」ね。
と。
そこで私の手元には「モモ」が来るわけですが
読書好きではなかった私はなかなか読み進めることができないで・・・
でも、先生が勧めてくださった「モモ」は
引っ越ししようが何しようが読んではいないけれどずーーーとそばにありました。
そしてうん十年たった今、50代にして「モモ」をようやく読むことができました。
これもYoko先生がご参加くださったおかげで(再読しよう!!)と思ったわけです。
指輪物語はやっと手元に来ました(笑)
このおとなおはなし会をお聴きになってくださってまず最初にいただいたのが
「赤毛のアン」のお裾分けのあとに、「私は若草物語派だな~と思いながら聴いていましたよ」と。
すると私の中で、若草物語の懐かしい思い出が蘇りまして、今は”若草物語”に夢中です♡
さて、前置きが長くなってしまいました。
今宵の~お気に入りの一冊お裾分け~
先生からのお便りをご紹介させていただきながら迎えたいと思います。
「好きな本をと言われると、シリーズものなのですが”小野不由美の十二国記”です。私にとっては”指輪物語”以来のファンタジーで、一度読みだすと面白く、今日に至るまで何度も読み返し、本を買い直しているほどです。シリーズの最初は”月の影 影の海”ですが、この作品と”斗南の翼”は好きで、仕事で落ち込んだ時や心を励ましたい時は決まって手にとります。」
「”指輪物語”や”十二国記”が好きなわけ、それは物語の世界の構築がしっかりしているということです。”十二国記”では、人は木に成ります。どんな人であっても里木に願い、天帝が認めてくれれば子供を授かることができるのです。欲しくない人、ふさわしくない人には子供が来ない、ということです。国も王がよい王であれば何百年も続きます。王は聖獣であるきりんによって選ばれるのですが、王が道を失い国が傾くときりんも一緒に死んでしまいます。こうした物語をよんでいると自分の想像力の貧困さやだめさが感じられてしまい、ひたすら”ファンとして楽しませて下さい!”というスタンスになってしまいます。」
実は、このおことばを、一人暮らしからチラリと帰ってきました息子に話しましたら、とても興味を持ったようで
みなさまに表紙のお写真を載せようと思っていた”十二国記”の本が本棚から消えていました(笑)
我が家では「モモ」の次に「指輪物語」読んでね!と子供たちに伝えていただけだったこれまでに「十二国記」が加わりました。
この冬休み私は「十二国記」「指輪物語」へ読書してみようと楽しみが増えております。
先生はこうしたことをお手紙に記してくださったわけですが、
手紙を書くということは時間もそうですがとても体力のいることです。ありがとうございます。
今夜の朗読は、その先生からのお便りの続きをお話ししながらお届けさせていただきたいと思っております。
「たくさん本は読んできたけれど、いざ思い返そうとすると記憶の中に埋もれてしまい、なにかのきっかけがないと中々顔を出してくれませんね」
芥川龍之介「蜜柑」・「泣いた赤鬼」
どうぞゆったりとお聴きいただけましたら幸いです。
読み手はMakikoさんとわたくしです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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それではみなさま
20:30~ラインよりお電話いたします
ーご参加の皆さまへのお願いー
◎ライン”音声通話”での会となっております。(ノイズが入ってしまいますので”ビデオ通話”で受け取らないようお願い致します)
◎声を発信しない時は、{ライン通話画面 下 ミュートボタン(マイク\)}をオンにしていただけますようお願い致します。
そのようにしていただけますと、読み手の方の声のみとなり聞こえやすくなります。
どうぞ宜しくお願い致します
下記フォームより
ご興味あります方からのご連絡をお待ち致しております。
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