一日一文
私たちはいつも、大地震が起きたらどうしようとか、どこかで爆弾が破裂して電車もろとも吹き飛ばされてしまったらどうしようとか、飛行機に乗っていて、このまま落っこちたらどうしようと心配します。そういう恐怖の気持ちは、誰でもあるはずです。
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もし、人に愛をもって接していたら、死ぬ時もそんな苦しいはずはないのです。神様が苦しみや恐怖から、私たちを守ってくださるから。
もちろん、死ぬのは怖いです。でも、まだ何も起きてないうちから怖いって思うことが、私には、とてもいやらしいことのように感じるのです。いろんないいことが人生にはあるのにもかかわらず、「私、どんな死に方をするのだろう」とこ「事故に遭ったらどうしよう」と恐れる気持ち、そういう気持ちを抱くのが、神様を信じていないようで嫌なのです。そういう人生が。
フジ子・ヘミング
「天使への扉」よりp150
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